敷金や礼金が払えない時には、クレジットカードという手もありますが、まだまだ不動産屋でカード払いに対応しているところは少ないんですよね。

それに、もしも人気がありそうな部屋を借りる場合、カード払いの人よりも現金払いの人を優先して契約されてしまう恐れだってあります。

そこで、手持ちの現金がない時でもスムーズに支払いに対応できる方法を紹介してみたいと思います。

また、カード払いを希望した時のデメリットについて、紹介してみますね。(実は私、不動産屋さんの裏事情に詳しんです。)

敷金礼金が払えない時には

敷金や礼金が払えない時には、ひとまずキャッシングを利用するという手があります。今時のキャッシングなら自宅に電話や郵便物が送られてこないところもありますし、スマホからすぐに審査を申し込みでき、早ければ当日中に現金を借りることもできます。

(利用にあたっては審査に通る必要がありますが、アルバイトやパートをされていたり、すでにお仕事をされている方なら「審査を受ける基準」は満たせています。)

もし、数日後や翌月にはお給料が入るなどお金の都合がつくのなら、キャッシングで借り入れをして翌月に返してしまえば、利息の心配もほとんどありません。

クレジットカードで払ってもキャッシングを利用しても、翌月に返済すれば、その出費差は大抵は微々たるものですよ。

敷金礼金のクレジットカード払いは不動産屋は好まない

これは、いつも私がお世話になっている不動産屋さんから直接聞いた話ですが、不動産屋でクレジットカード払いを希望するお客さんには、正直なところ「勘弁してよ~現金で払ってよ~」と言いたいそうです。

と言うのも、クレジットカードの場合、利用された金額の約5%相当をカード会社に手数料として払わないといけないからで、単純に5%分の利益が減るからだそうです。

今時の不動産屋さんは広告費用などで資金を大量に使っているところも多いので、できれば、毎日でも現金収入がある方がありがたいそうで、それがクレジットカードで払われると、口座に現金が入るのは2ヶ月ほど先になってしまうとか。

つまり、今すぐまとまったお金がもらえるか、2ヶ月先になるか?しかも2ヶ月先になったら5%も減額になる・・・。どう考えても不動産屋さんの立場からすると現金払いがありがたいですよね。

だから、ひどい場合には、人気の部屋に現金払いできる人と、カード払いを希望する人の2人から声がかかった場合、先に声をかけたのがカード払いの人だったとしても現金払いの人を優先する事もあるそうです。

このような対処をされても、絶対に証拠を掴めないのでどうしようもありません・・・。やっぱり世の中、現金が強いんです。

敷金礼金が払えないと酷い物件ばかり紹介される恐れも

不動産屋の営業マンが気にしていることに、入居者の「お金の管理能力」も含まれているそうです。

もし、良い物件に紹介してあげたとしても、そこで滞納をされてしまうと、オーナーさんから「なんでこんな人を入れたの?」と怒られてしまうからです。

怒られるだけで済めばまだマシですが、場合によっては会社の存続にも影響することだってあるんです。

不動産屋さんが怖いのはオーナーの機嫌を損ねること

最悪の場合には、任されている管理を、オーナーが機嫌を損ねたせいで他社に変えられてしまう恐れだってあります。不動産屋さんにとってこれは相当なダメージで、担当しているのが雇われているサラリーマンなら、月給やボーナスのカットになることもあるくらい深刻なんです。

実は、不動産屋さんがオーナーさんからもらっている報酬には、賃貸仲介を成立させた時の報酬以外に、毎月もらえる管理手数料というものがあります。

これは一般的に、1棟の家賃収入の5~8%となっていて、家賃5万円の部屋が20部屋あるアパートの場合だと、月に5万~8万円をもらえる事になっているんです。(もし、10万の家賃で20部屋なら、10~16万円です。)

これはとても旨味のある収入で、何のトラブルもない物件でも、毎月もらえるものなんです。

滞納者1人のせいで大損害を受けたくないから・・・

それに、アパートやマンションのオーナーさんは、大抵は複数の物件を保有しているので、下手すれば毎月の管理手数料収入が50万円ほど失うおそれだってありえる話です。

ですから、たった1人の滞納者のせいで、月に50万などの管理手数料収入が無くなってしまうと、中規模くらいまでの不動産屋だと社員1人をクビにしないとやっていけなくなるところもあるくらいです。

こんな事は誰だって避けたいですよね・・・。

だから、入居時の初っ端から「予定がくるって敷金礼金を払うお金がないんです、来月じゃだめですか?」なんて事は、絶対に言うべきじゃないんです。

問題アリな入居者は問題アリな物件に

もし、最初からお金に困ってる姿を見せてしまうと、「問題アリ」な入居者というレッテルを貼られてしまいます。

そうなると、隣近所が煩くてトラブルばかり起こってるアパートを紹介されたり、日当たりが悪いとか、壁が薄いとか、残り物の物件ばかり紹介されてしまいますよ・・・。なぜなら、そんな物件なら、家賃滞納のリスクがある人でも、とりあえず入居は断らない傾向があるんです。

大抵は、何年も空室が続いていたとかで、家賃が0円になるよりかはマシだというオーナーさんの意向があるからです。

まとめ

  • 不動産屋はカード払いを好まない
  • 敷金礼金の支払いは現金で払うべき
  • 人気の部屋を希望なら絶対に現金にすべき
  • カード払いと現金払いの2人がいれば現金を優先される
  • キャッシングならすぐに現金を借りられる可能性がある