生命保険の料金滞納

生命保険の滞納後に失効になるまでの日数や対処方法について調べてみました。

払えない時に最初にするべきことや、払えないでいるといつ頃にどうなるか?また、対処方法について紹介しています。

生命保険の保険料支払日(引き落とし日)に払えなかったら

誰でもうっかりミスで引き落とし口座の残高不足は一度くらいやってしまうものです。

だから一度できなかっただけではまだ何もペナルティーは発生しません。すぐに生保会社に連絡を入れて振り込み先の口座番号を教えてもらえば大丈夫です。

 

(私もお世話になっている日本生命では、本来の引き落とし日の2週間ほど先に再振替日が用意されていて、その日に間に合うように自分の銀行口座に残高を用意すればいいようになっていました。最新の情報は必ずご自身で確認をなさってくださいね。)

 

再振替がある場合は事前に電話かハガキで予定日を教えてくれるので分かります。もし再振替がない生保会社でもどのように支払をすれば良いかは電話かハガキで通知してくれます。

問題なのは”再振替日にさえも”支払が出来なかった場合です

もし支払対象が1ヶ月分の保険料なら翌月に2ヶ月分を合算して引き落としされることもありますが、年払いの場合には翌年に2年分なんてことはないので放置するとマズイことになります。

とは言え、加入している保険が貯蓄性のある商品の場合には1日を争うほど焦らなくてもよいケースもあります。

加入している生保商品に貯蓄性があれば自動貸付で対処してもらえることも

加入している保険が掛け捨てタイプの場合には、保険会社があなたから預かっているお金は1円もないのですぐに払わないといけませんが、貯蓄性のある商品なら今までに貯蓄されている金額によってはひとまずそのお金で今回の未払いの保険料を穴埋めしてくれる場合もあります。

ちなみに、貯蓄性があるタイプには終身保険個人年金保険そして養老保険などがあり、これらに共通するのは「解約すればお金が戻る保険」ということになります。(いわゆる解約返戻金と呼ばれるお金)

自動振替貸付制度は自動だけど自動じゃない!

名前が「自動振替貸付制度」というように「自動」という言葉ついていますが、なぜかこれの適用はあなたからの申し出がない限りは勝手に処理はしてくれません。

おそらく、これには次でも紹介します「利息が発生する」という事が理由だと思います。

自動貸付は貸してくれる代わりにちゃっかり利息をとられます

生命保険会社に対して日頃から自分がコツコツ払って貯まっているお金だから補填してくれて当たり前の印象があるかもしれませんが、実は貸してくれた分のお金には利息がつきます。

保険料への自動貸付にかかる利息はたかだかしれてますが、その利息は雪だるま式に膨らみやすい複利計算で加算をされるので短期間で返済を終えてしまわないと、結構バカにできない金額を無駄に払うことになってしまいます。

(実例)私の友人は自動貸付のお金を分割返済しました

過去、私がFP資格を取得した事を知った友人に相談されたことがありますが、その友人は保険代のお金を車の修理代にまわしてしまい、全額払えなかったため。とりあえず立て替え払い(自動貸付)をしてもらった後に、半額だけを払ったと言っていました。

実は、生命保険会社によっては自動貸付分のお金は一括返済でも分割返済でも選択できるんです。(とは言えすぐに全額払った方が絶対に得策です。)

自動貸付のお金は早く返済しないと利息が雪だるま式に増えます

また、自動貸付で穴埋めしてもらい安心していつまでも貸付分を返済せずにいたら、そのお金が解約返戻金(解約したら戻るお金)をオーバーする日は必ずやってきますが、そこまで金額が膨れてしまうと保険契約は失効となります。

人は目の前のピンチを乗り越えたらさっきまでのピンチをすぐに忘れてしまいますから、そうならないように他でお金を借りてでもすぐに払った方が得策なんです。

加入商品が「定期保険」の場合には勘違いに注意!

保険商品名に「定期」という文字があると、定期貯金の定期と勘違いをしやすく「お金が溜まってるかも」と勘違いされるかもしれませんが、生命保険の「定期」とは保険の効力に一定の期間が”定まっている”という意味の「定期」で、決して貯金の意味ではありません。

失効する日は保険商品によって異なります

「いつまでに払えないと保険が失効するか?」は絶対にご自身で保険会社さんに連絡をして確認をしていただきたいのですが、参考までに一般的な例をあげますと、

「月払い」の生命保険なら2カ月続けて未納となると保険契約が「失効」してしまいます。

※失効した事は「失効通知」というハガキ等が送られてくるのでこれを見て事態の深刻さに気付く方も多いそうです!

一度失効した生命保険を復活させる方法はない?

失効後にお金を用意できて、なおかつ健康なら復活させるチャンスはあります!

もう少し詳しく紹介してみますね。

生命保険の場合には、一定期間の間に利息も含めた未払い分の保険料を全額払うことができれば加入していた状態に戻してもらえる可能性があります!

「可能性」と表現したのには理由がありまして、それは「今現在の健康状態がOKであれば」という理由です。

一度失効すると検診を受け直す必要あり

未払いを理由に生保が失効するには何ヶ月もかかるわけで、その間に病気を発症していないとは言い切れません。

なので、元に戻してもらうにあたっては、検診を受けて問題がないことを証明できなければ、いくらお金だけを用意できてもダメなんです。

※年齢が30歳以上で、ここ数年を不摂生し続けていて健康に自信がない方は今すぐに運動して野菜中心の食事に切り替える必要があります!高血圧なんてちょっとした体調の変化でなりやすいものですが、そんな単なる高血圧でさえも保険加入を断られることがあるからです。

失効後に待ってもらえるのは3年まで

生命保険を失効した日から3年以内であれば上記の条件を満たせば元に戻してもらえます。

ただし、契約した日や加入した日など、なにかと勘違いもしやすいものですから、必ず「◯月◯日に間に合えば大丈夫」という保険会社からの答えを確認しておく必要があります。

1日でも過ぎればダメですし、担当者さんの伝言ミスでもそれを実証できれなければダメです。

だから・・・

期限の確認をする際は証拠が残るものを利用してください

オススメなのはメールかFAXで返事をもらう方法で、これならメモしたものをあなたが紛失しても大丈夫ですし、何よりも保険会社の担当さんが伝え間違いをしていた場合でも後に証拠が残るものがあれば他人のミスであなたの保険が失効してしまうリスクも防ぐことができます。

一番ダメなのは、口頭のやり取りで確認して安心する事です。保険屋さんも人間ですからうっかり間違えることだってあるので、そこは過信しないように気をつけてくださいね。

自動振替が使えない!または自動振替の限度額が迫ってる場合は

保険は一度失効してしまうとその後に再び戻ることは上記の再診察からも非常に難しいことが伺えます。なので、年払いの方なら今回の支払いを、そして月払いの方であればこの先半年ほどの支払いができるお金を工面する必要があります。

そのためには、売却できる車やバイクや利用していない土地や家があればすぐに現金化することをオススメします。

仮に、仕事をされていてお給料が入る生活をしているのにたまたま今月だけお金が足りない状況であればキャッシングを利用して数十万円を借りることも視野に入れる方が得策です。

今時のキャッシングはクリーンな経営ですし、分割返済もできるのでこんな時こそ重宝します。

生命保険を失うと一生手に入らなくなることも

お金で買えるものであれば最悪は再び手に入れることができたり、代用品で我慢をすることで何とかなりますが、生命保険の場合にはそうはいきません。

本来、万が一の入院や手術や残される家族のために大きなお金の負担を無くすことができるものなので、これを失うということは人生で大切なカードを失うことに等しいものがあります。

生命保険無しで医療を受ければ家族が借金地獄に陥ることも

また、ご家族がいる場合には、生命保険を失うことはあなた1人の問題では済みません。

生命保険には治療費や入院費が出るものが一般的ですのでそれを家族が実費で払うとなれば大変です、払えるならまだましで、実費では払えないケースが多いと思います。

なお、保険対象外の治療費や入院費用を実費で払った場合は、将来あなたが死亡した時に大きな死亡保険金がおりることでお金が戻ってきてチャラになったりお金が残ることとなりますよね。

ところが保険を失効している状態だと、残された家族はあなたのために高額な治療費を払うために全財産を失ったり借金だらけになることも考えられます。