親が急に入院をして立て替え払いしないといけないのにお金がない時ってあると思います。
実際に、私の父親が肺に穴が開く「肺気胸」というものになり、自分で診察に行ったところ、その場ですぐに手術をしないといけない事態となり、入院費用などの支払いが急に降り掛かってくることの怖さを知りました。
もくじ
支払いのタイムリミットはいつ？
通常は「定時請求」と言って、入院をした間の費用は月末締めで請求をされます。ただし、これは病院によっても異なりますが請求書には必ず支払い期限が書かれていますのでそれを守れば大丈夫です。
なかにはクレジットカードで支払いできるところもありますが、現金（又は銀行振込）で払うほうが後に医療費控除の手続きや保険対象で保険金が下りる場合などには何かと手続きがスムーズになると思います。
それに、今時の病院はどこも経営が大変なのでカード払いをされて翌月以降の入金扱いになるよりも、今すぐに現金収入が入る方が喜ばれます。病院に喜ばれるということは、待遇などで良いことがあっても悪いことはありませんよ。
親に「そんなにお金がないよ」と言えない時は
ただでさえ入院をしている親に「立て替え払いするお金がない」なんてことは言えませんよね。心配をかけることで体調が悪化をすることは目にみえています。そんな時、親に心配をかけずにスムーズに対処をするには、どこかでお金を借りるしかありません。
※ちなみに、私の親の場合には生命保険で入院補償や手術費用が対象となっていましたが、先に自己負担で払ってしまい退院をしてからの請求手続きとなりました。幸い、貯金で足りたので病院に払える現金は足りましたが、もしも車でも買った後でお金がないことが親にバレていたらきっと大変なことになっていたと思います・・・（病人の親に心配をかけたくないですよね。）
こっそり親の預貯金を下ろしても確実にバレます
親の預貯金などを一時的に下ろして病院の支払いにまわし、次の給料日やボーナスで穴埋めをしようとしてもそれは間違いなくバレてしまいます。なぜなら、下ろしたのがキャッシュカードだったとしても通帳記帳をされれば過去の入出金は必ずバレてしまうものなんです。
極端な例えですがお金を下ろした数分後にすぐに入金をしたとしても「お金の動きがなかった」ということにはならないんです。
親兄弟に絶対にバレずにお金を用立てるには
親兄弟にも絶対にバレずにお金を用立てるために便利なのがキャッシングになります。キャッシングならスマホやPCから事前に仮審査を申込むことができ、それに通ってから街にある無人契約機に行き、本審査にさえ通ることができれば、その場で現金を借りて帰ることができます。
また「無人契約機」と言うくらいですから誰にも会うことがないまま手続きから借り入れができるので、キャッシング会社の人と顔を会わせて喋る必要すらないんです。（本審査の際には無人契約機に置かれている受話器で簡単な話をするくらいです。）
なお、親の入院費用を銀行で借りることは難しいですが、キャッシングなら借りたお金の使い道を何も制限されませんからどんな用途であってもまとめて借りることができます。（手術費用・入院費用・あなたが看病に通う交通費・看病のために仕事を休んで減る収入の穴埋め などなど）
入院後に落ち着いたらすぐに親が加入している保険の確認を
親の入院をして落ち着いたら、すぐに親が加入している保険を調べてみてください。保険の種類によっては入院費用がすぐに支払われるものもありますし、公的な制度でも高額療養費制度・高額療養費貸付制度・医療費控除があります。また、会社勤務をしている場合には傷病手当金制度もあるので勤務先に問い合わせをしてみてください。
なお、高額療養費貸付制度を利用すれば、高額療養費制度の対象となる費用の8割を目安に無利息でお金を貸してくれるものです。
高額療養費制度そのものは即金で払ってもらえるものでなく、自分が払った後に手続きを経てお金が戻ってくるというものですから、先に払うお金がないといけないんです。でも、そのお金を用意出来ない人のために高額療養費貸付制度があるんです。
ただ、手続きのためには健康保険限度額適用認定申請書や健康保険限度額適用・標準負担額減額認定申請書などの書類を提出する必要もあり、多くの人は戸惑うはずです。分からない場合には恥ずかしがらずに、看護師さんに相談をしてみてくだい、看護師さんで詳しい人かもしくは事務員さんが説明をしてくれると思います。
手術を受ける場合の「心付け」とは？
親が手術を受ける際には「心付け」という行為をしておくと一人部屋が空いてる場合にはそちらを利用させてもらえたり、もしくは居心地の良さそうな人達との相部屋に配慮してもらえたりと、目には見えないサービスの向上があるのも実情です。
私の父が手術をしてもらった国立病院では「心付けは禁止となっております」というように貼り紙がありましたが、私立病院などの場合には受け取ってもらえる事も多いようです。また、先生への心付けと同時に欠かせないのが看護師さんへの差し入れです。
その場合の相場額などについて以下で少し詳しく紹介してみました。
手術を受ける場合の「心付け」の相場額は？
手術を受ける場合、その難易度によっても心付けは違ってくるようですが、通常、よくあるレベルの手術の場合には3万円程度で、難易度の高い手術の場合などは5万円や10万円を渡したという話はよく聞きます。
お医者さんも人間ですから「心付け」をもらえた場合とそうでない場合では、気合や配慮に何かしらの差が出てきても不思議ではありません。なお、手術を執刀してもらえる先生には「心付け」として数万円を渡すと同時に、ナースステーションの皆さんには人数に見合っただけの「お菓子」を渡す方が多いようです。
仮に、担当してくれる看護師さんが10人ほどのところであれば、20～30個ほどのお菓子の詰合せ（5千円のお菓子）でも十分だと思います。ただし、入院をする本人に少しでも快適に過ごしてもらいたい場合には、5千円のお菓子を2箱くらいを渡すのも良いかもしれません。
※心付けなど禁止されているところで無理に渡してしまうと、先生が処罰対象となる恐れもあるので、そのあたりは看護師さんなどに遠回しに聞いてみることも大切です。先に看護師さんにお菓子の差し切れをしてから「先生にも大丈夫でしょうか？」と聞けば教えてもらいやすくなります。
公的制度では看病するためのお金までカバーできない
親が入院となれば心身も疲労しますし、場合によってはご自身も仕事やアルバイトを休むことになるかもしれません。また、頻繁に病院に通う必要もあったりと交通費や親の身の回りの必要なものの購入にも何かとお金がかかるものです。
そんな時、あなた自信にもお金の余裕がないとたちまち参ってしまいます。手持ちの現金に余裕があるとないとでは疲労感もまるで違ってくるものですから、公的制度だけではカバーしきれないご自身の生活費などはキャッシングを利用して上手に乗り切るのも大人な対処方法と言えそうです。
親が入院した時の対処方法とその流れ
- 親が入院をしたらまず最初にいくら程のお金がかかるか確認
- 親が加入している保険を調べる（生命保険のこと）
- 保険加入の場合には、それがすぐに払ってくれるか？それとも退院後の支払いか？を確認する。
- 退院後の支払いの場合には、目先の支払いに必要なお金の確保に動く
- お金を借りられるまでのスピードが早いのはキャッシング
