スマホ料金をうっかり払い忘れてしまったことはありませんか?今も滞納中ならかなりヤバイです!友達からお金を借りるなどして1時間でも早く払ってしまわないとブラックリスト入りにまっしぐらで人生が詰んでしまいます。
運が良ければ一度くらいの滞納だと問題にはならないかもしれませんが、それが2回目や3回目となれば思っているよりも深刻ですよ。
もくじ
スマホや携帯電話の滞納くらいでどうしてブラックリストなんて大袈裟なことになるの?
まずブラックリスト入りする可能性が高い人には特徴があるので先にお伝えしておきます、それは「本体を割賦契約」で購入している人です。
つまり、本体代は24ヶ月に分けて請求額に含めらえるパターンです。
なので、本体代金の支払がすでに終わっている人や、最初から本体を一括払いで購入している人の場合は1回や2回の多少の滞納ではブラックリスト入りすることはないと思います
(ブラックリスト入りしないと断定はできませんが、もし割賦金以外でもブラックリスト入りしやすいのなら多くの契約者は既にブラックリスト入りしていることになり、機種変さえ断られている状態のはずです。)
ブラックリスト入りってどうなること?
料金の滞納と本体代金の滞納では扱いがことなります。
まず、料金滞納が原因でブラックリスト入りする場合は、強制解約となった後に”電気通信事業者協会”というところに氏名等のデータを記録されてしまうことを言います。
次に、本体代金の分割滞納が原因の場合には”業者間交流情報”でリスト入りすると同時にCIC(指定個人信用情報機関)にも掲載されることを言います。
どちらの場合にも、自社や同業者などが今後うっかりあなたと契約してしまうわないようにチェックできる状態になり、これがいわゆるブラックリスト入りという状態を指します。
スマホや携帯の本体を割賦契約しているということはローン契約しているということです
通話料金の滞納と、ローンの返済を滞納するのとでは対処する管轄が異なります。
ローンの場合には厳しい審査を受けて無事に通っているから利用ができているんですが、滞納をしてしまうとそのローン契約を破ることになるからです。
法律で交わされた返済契約を破る人には次回から審査を通すわけにはいかなくなり、今後は本体が8万円前後もするスマホを現金一括払いしないと手に入れることができなくなるんです。携帯だって2万円以上はしますよ。
最悪の場合にはスマホもガラケーも持てなくなります
仮にスマホや携帯電話を現金一括での購入が認められるならまだマシですが、最悪の場合には携帯会社から契約そのものを断られる恐れもあります!この時代に、スマホもガラケーも持つことができないって相当ヤバイですよね。。。
「持つのが面倒だから持ってません」なんて、誰も信じてはくれないのでブラックリスト入りしている人だとすぐに見ぬかれます。
スマホや携帯電話を持てなくなることのヤバさ
もし、これから先に就職や転職をする場合には連絡先が必ず必要となり、それは正社員でなくてパートやアルバイトでも絶対に必要です。
また、仕事やプライベートでも住所・氏名・電話番号を避けて通ることはできず、自宅に固定電話があればまだ何とかなるかもしれませんが現時点で固定電話がない場合にはアウトです。
なぜなら、先もお伝えしましたように今の世の中はスマホか携帯電話を持ってることが当り前ですから、それを持ってないということは相当変な人か、滞納などが原因で持てない人のどちらかに判断されるからです。
雇用主からすれば当然、どちらの場合であっても採用はしたくありません。それが現実です。
ブラックリスト入りすると住宅ローンや車のローン審査でも問題に
スマホや携帯電話を割賦契約していてそれを滞納したことでブラックリスト入りすると、家や車のローン審査にも大きな影響が出てしまいます。
携帯会社と何の関係があるの?と思われるかもしれませんが、そもそも本体代金の割賦契約は携帯会社としているわけではなくて、別のローン会社と契約をしているために、他のローンを利用する場合でも情報は筒抜けとなっています。
スマホやガラケーの滞納は5年後や10年後にじわじわとボディーブローのように効いてきます
実は多くの方は、家のローンや車のローンに立て続けに落ちることで初めて過去の滞納履歴が審査の邪魔をしていることに気がつくそうで、仮に年収が人並みかそれ以上あり、ローンの対象価格も決して贅沢な金額じゃなくても容赦なく落とされるそうです。
それだけローン会社を相手に滞納をしてしまうということは深刻な行為なんです。
どの程度の滞納をすればブラックリスト入りしてしまうか?
督促を無視し続けて3ヶ月を超えたあたりでブラックリスト入りするケースが多いそうです。もしかするとこれよりも早くなることもあり、あくまでローン会社次第ということになります。
ちなみに、ローン会社の担当者も人間ですから単純に無視を続けた場合と、事前に「来月の給料日まで待ってもらえませんか?」と相談をした場合では対応が違ってくる可能性はあります。
ファイナンシャルプランナーとして過去にいろいろな相談に乗ってきた私の経験からしても、滞納をする前に先に連絡を入れることで状況が変わることも知っていますし、滞納をしていたとしても相談をすれば1ヶ月ほどは待ってもらえるかもしれません。
そこは交渉次第ということになりますが、こちらからアクションをしなければ良い事は何も起こりません。ダメでもともとですし電話代くらいしかかかりませんから、一声かけてみてください。
スマホや携帯電話滞納による時効成立は何年?
スマホや携帯電話の滞納について、時効が成立するのは5年とされています。5年を経過すれば「消滅時効の援用」をすることができます。
ただし、時効が成立することはまずありえなくて、それまでの間に督促や訴訟を起こされるため、その都度時効がストップするからです。(ちなみに、単なるハガキなどはストップ効力はありません)
また、訴訟を起こされて負けてしまうと(普通は負けます)、時効がさらに10年と伸びるため、いよいよ時効消滅を狙うことは非現実的となります。
ブラックリストから消えるにはどの程度の年月がかかる?
スマホや携帯電話の滞納が理由でブラックリストに登録されると、その後はお金の支払にどれだけまじめに過ごしていても早くても5年はかかるそうで、場合よっては10年後でも過去の滞納履歴が残っていることもあるそうです。
つまり、絶対に「何年経てばOK」といった明確な数字はなく、あくまで審査に申込みをして通ればOKだったということで、ダメならきっとまだ悪い履歴が残っているという結果でしか判断ができません・・・
特に、ドコモやauやソフトバンクのような大手企業なら自社で過去の顧客情報を残している可能性が高いので、新規契約を申し込みされる場合には過去に滞納して解約させられたところは避けた方が無難です。
滞納で利用制限をかけらている間でもスマホが使える方法
もしもスマホからの通話をしないといけない場合には、強制解約の前に友達や親からお金を借りて払うものを払い、制限を解除してもらうしかありませんが、通話以外なら何とかなります。
それは、街にある無料のWi-Fiスポットや自宅のWi-Fi、もしくは友達の家のWi-Fiを利用する方法です。
これなら通常の電話の通話以外の機能は普通に使うことができますし。注意点としてはWi-Fi利用エリアを離れてしまうとLINEの返事が返ってきたりメールの返信がきても気づけないことです。
また、LINEやスカイプならWi-Fi環境下でネットさえ利用できる状況にいれば通話をすることも可能です。
滞納による利用制限はどのくらいで解除してもらえる?
利用制限がかかっている状況を解除してもらうには、携帯ショップに行って窓口で払うことで早ければ1時間もかからないうちに制限を解除してもらえ、例えどんなに時間がかかっても翌日になるようなことはなく、当日中には解除されます。
私の知り合いが支払に行く時に一緒に付き添ったことがありますが、その時はドコモで約1時間で解除されていましたよ。