ゆうちょでお金を引き出したいけど、通帳もカードもなしでどうしようもない・・・。

そんな時にはいったいどうすればゆうちょからお金を出せるのか?もしくはどうしようもないのか?対処を探ってみました。

ゆうちょの通帳とカードの両方ない時にお金を用意するには

まずは、肝心のお金を引き出せるかどうか?ですが、これは通帳かカードのどちらもない状態ではお金は引き出すことができません。

そこで、どうしてもすぐにお金が必要な場合には、とりあえずはキャッシングを利用して乗り越えるしかありません。

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ゆうちょの通帳とカードのそれぞれの再発行の仕方

再発行の際には、改めて窓口に書類を持参します。そして事務手続きが完了すれば、引き出し可能な状態になるのです。

書類は何が必要か

具体的にどのような書類が必要かというと、印鑑と本人確認書類と発行手数料1,030円です。

厳密には、再発行請求書という書類も別途で必要です。ですがその書類は、郵便局やゆうちょ銀行の窓口に備え付けてあるので、わざわざ本人が準備する必要はありません。

なお上述の1,030円は、1枚あたりの料金になります。カードを2枚紛失した時は、2,060円を支払うことになります。

別途で他の書類が必要な事も

上記の他にも、別途で書類や費用がかかることもあります。例えば代理人に手続きを行ってもらう時は、委任状という書類が必要です。

また氏名変更と再発行の手続きを同時に進めたい時には、JR社から同意書という書類を発行してもらう必要があります。個人情報の取り扱いに関する問題があるので、再発行の前にJR社に発行を依頼しておく必要があります。

片方が見つかった時はどうするか

ちなみにキャッシュカードと通帳を紛失した時、どれか片方が見つかることもたまにあります。その場合は、見つけた物も一緒に持参する必要があります。

例えば通帳だけが見つかった時には、それも窓口に持参します。

何日ぐらいで発行されるか

では再発行は何日ぐらいかかるかというと、たいていの郵便局の窓口では2週間ぐらいかかると伝えられます。カードと通帳は、必ず簡易書留で届けられます。大切な書類ですし、書留で送られてくる訳です。

しかし人によっては、2週間もかかっていないケースもあります。2週間とは伝えられたものの、実際には1週間ぐらいで届いたという話も多いです。郵便事情もありますし、最短1週間と考えておけば良いでしょう。

3回郵送されてくる

一つ注意を要するのは、書類は3回に分けて送られてきます。まずは通帳が郵送されて、その次はカードです。カードは、事務処理に時間がかかるのです。

そして3回目は、暗証番号の変更通知です。再発行する時は番号も変える必要があるので、それもカードが郵送された後になります。

紛失した通帳とカードは、まずストップさせる必要があります。

第三者が使用してしまうと困るからです。引き出せるようにする為にも、ストップはほぼ必須です。ゆうちょ銀行も、その旨を公式で明示しています。

引き出しする前にストップする理由

カードと通帳をストップすると、一旦はそれが使えない状態になります。とりあえず引き出し不可能な状態にして、後述の再発行手続きを行うことになるのです。

なぜ最初から再発行しないかと言うと、悪用される可能性も否定できないからです。悪意のある第三者が、カードを取ってしまう可能性もあるでしょう。

その第三者がカードを悪用して、ATMからお金が引き出されてしまう可能性があります。カードで引き出し可能な状態になっていると、大変困るのです。

しかしストップの手続きを踏んでおけば、悪意のある第三者はカードを使用できなくなります。万が一の事態に備えて、まずはセンターで停止の手続きを踏む必要はあります。実際、ゆうちょ銀行も公式でそれを明示しているのです。

センターか窓口でストップしたい旨を伝える

では、どうすればストップの手続きを踏めるかというと、電話窓口です。まずはゆうちょ銀行のフリーダイヤルに電話して、ストップしたい旨を伝えます。ちなみにストップする窓口は「カード紛失センター」になります。

もしくは、ゆうちょ銀行か郵便局の窓口でも構いません。窓口には誰か担当者が常駐していますから、まず取引停止したい旨を伝えます。ただし窓口は夜間は閉まっています。夜の時間帯にストップしたい時は、電話にする方が良いでしょう。

駅の窓口でもストップする必要がある

ちなみにゆうちょ銀行は、複数のカードを発行しています。中には、キャッシュカードと電子マネーが一体になっているタイプもあるのです。

その場合、上述のセンターに連絡するだけでなく、電子マネーの会社への連絡も必要です。電子マネーが悪用される可能性もあるでしょう。

なお電子マネーをストップする窓口は、JRの駅になります。キャッシュカードと一体になっている電子マネーの発行窓口は駅にあるので、そこに直接訪問する必要があります。

まずは利用停止して再発行する

もちろんストップしたままの状態では、カードや通帳を使用する事はできません。そこで、後日に再発行の手続きを行う訳です。

再発行すれば、カードや通帳は使用可能な状態になります。それまでは、万が一に備えて利用停止しておく訳です。

まとめ

ですからカードと通帳を引き出し可能な状態にするのは、時間がかかります。発行までに2週間ぐらいかかる以上、無くさないのが1番です。

一番肝心なのは、ストップ手続きです。無くした時にスムーズに連絡できるよう、紛失センターの番号は携帯などに保存しておく方が良いでしょう。