タクシーに乗ったものの財布にお金がないことに気付いたという人はたまにいると思います。ただし問題なのは銀行のATMに行ってもらっても引き出すお金が無い場合です。
もしくは、銀行のキャッシュカードを財布に入れていなくて口座にあるお金を引き出すことができないという絶対絶命の場合です。近頃は悪質なお客も多いそうで無賃乗車にはかなり厳しそうですよ。
(クレジットカード払いができるタクシーもありますが、まだまだ全社普及をしているわけではなく現金でないとどうにもならない事も多いとか。)
もくじ
タクシー運転手が初対面の人を信用するわけない
田舎のタクシーなどで何度も利用しているような関係なら「明日払うので待ってもらえないか、ついうっかりしてた」なんてお願いが通用することもありますが。街でたまたま乗ったタクシーでそんな話が通用するワケがありません。
特に今の時代には悪質なお客も多くてわざと踏み倒そうとする人もいるくらいなので信用なんてしてもらえるワケがありません。おそらくは会社の名刺を渡したところで「こんな名刺は自分で何とでも作れる」と思わるのがオチです。
下手をすれば会社に電話をかけられて「◯◯さんはあんたのところの社員か?」と確認をされてしまい大恥をかくことにもなりかねません。
銀行口座が0円でも早く現金を借りられる方法
仮に銀行口座にお金がなくても、キャッシングを利用すればお金を借りることができます。ただし、借り入れ先を間違えると審査に時間がかかってしまいその日のうちに借りることが難しくなるので審査が早く、なおかつ安心の大手のキャッシングを選ぶのが無難です。
例えば、タレントがCMをしている大手のキャッシングならスマホなどから先に仮審査を受けておき、結果がOKならそのまま契約機がある店舗(無人店舗)まで行ってもらうという手があります。9時から22時頃まで営業しているところが多いです。
ただし、無人契約機に行ってからもATMのような機会の操作に15分ほどかかるのと、本審査の結果までに30分ほどかかるので、その間にタクシーには待ってもらうか、現金が手に入り次第払うということで携帯番号を教えておいていったん別行動をとることになります。
もし車で待ってもらう場合には
キャッシングで借りるまでの間、もし運転手さんが待っててくれるならカバンか何か自分の荷物を車に置いていくことで安心感を与えることにも繋がります。荷物を置いていけばそのまま逃げる心配もなさそうに思えますし、審査に少し時間がかかったとしても、イライラされる具合が少しは緩和されるはずです。
もし、何の荷物も置かずにタクシーから離れてしまうと、気が短い運転手さんなら「逃げたか!」と勘違いして、警察に連絡をされてしまうかもしれません。私の知り合いが実際に体験した話だと、自宅マンションの下でタクシーに待ってもらい、15Fの部屋まで財布を取りにあがった際に、知り合いに話かけられて多少時間がかかったようで、下に降りた時にはすでに警察に連絡をされていたという話があります。
待ってる方の1分は非常に長く感じるので、多少もたついただけでも逃げたと思われるのは仕方のない話かもしれません。警察なんて来たらそれこそありもしない噂が広がったり、タクシーで無賃乗車したなんて話も広がるもとです。
少しでも余計なリスクを回避するためにも、何か置いていける荷物があればタクシー内に置いていった方が無難だと思います。
職場の人は頼らないに限る
もしもタクシーで職場に向かっているなら職場の人に出てきてもらい、立て替え払いをしてもらえたり、会社の人に「うちの社員で間違いないです」と証言をしてもらうことで信用をしてもらうことも可能です。
でも、タクシー代金を払う現金すら持っていないなんて恥ずかしい話が職場に広がることは明らかです。それに、だいたいそんな時に限って見られたくない職場の人間に目撃されるものです。
仮に銀行口座にお金があったとしても、そんなことまで他人には分かりませんから「どんなに金がないんだよ」と良い噂話のネタを提供してしまうようなものです。職場で金に困ってる
なんて噂が広まれば最悪の場合には自分が気付かないうちにリストラ候補や左遷候補に名前があがるかもしれませんよ。
会社というのはお金に困ってる社員を怖がるもので、その理由は他の社員に借金をしたり迷惑をかけるなどトラブルメーカーになる確率が非常に高いからです。その場合、借りようとした金額が例え数千円でも「数千円も金がないのか」という悪い方に話が膨らみ、数十万円を借金しようとするのと同じくらいの悪い印象を与えることもあります。
それだけ会社にお金の悩みは知られるのはマズイんです。