パルコカードが払えずに督促が来ても放置をしているとあっという間にブラックリスト入りという最悪のシナリオが待っています。
でも大丈夫です。ファイナンシャルプランナーでもある私がパルコカードへの支払いをすぐにできるようにするための対処方法を紹介してみましたので参考にしてみてください。
また、パルコカードを滞納してしまったらその後はどんな督促が来るか?どれだけの滞納でブラックリスト入りになってしまうのか?についても紹介してみました。
もくじ
パルコカードによるブラックリスト入り回避はキャッシングで
パルコカードへの支払いができない場合にはプロミスなどの大手のキャッシングを利用してすぐに払ってしまうのがベストな対処方法です。
なぜなら現金を手に入れられるまでが早いということと、誰にも借り入れしていることを見られることなく、そして迷惑をかけることがないからです。
また、大手のキャッシングは分割返済ができるところも多いので、パルコカードへの支払いをした後にキャッシングへの返済で困る心配もまずありません。
給料前借りや知人からの借金は避けるべき
人によっては職場で給料の前借りをしたり友人から借金をすることを勧める人もいますが、それは絶対にやめておくべきです。
会社からすると「お金に困ってる従業員」というのは非常に嫌がられます、なので前借りを頼んだ時点ですでにリストラ候補となり、下手をすると次の異動でキツイ部署などに配置換えされて自分から辞めたくなるように仕向けられるリスクもあります。
また、知人からの借金は言うまでもなくお互いの関係が破綻することに繋がるからです。借金を頼まれた方は断ったとしても後味が悪いし、断れない性格の人なども非常に嫌な気持ちになるので今後の関係はぎくしゃくします。そもそも人にお金を貸すことは誰もが嫌なことです。
パルコカードの口座引き落としの確認
パルコカードの口座引き落とし日は「翌々月の4日」の引き落とし日となります。ちなみに締め日は月末です。
例えば、1月末までの利用分の引き落としは3月4日となります。
パルコカードの口座引き落としに再引き落とし日はある?
パルコカードが口座引き落としできなかった場合には再引き落としのシステムはありません。なので以下の4つの支払い方法から1つを選んで自ら速やかに支払いを終える必要があります。
- 督促ハガキを利用する
- 口座へ振込みをする
- セゾンATMで払う
- セゾンカウンターで払う
恐らく現実的なのは督促ハガキを使うか口座へ振込みをするパターンになると思います。もちろんセゾンATMやセゾンカウンター近くにあればそれを利用しても問題ありません。
ちなみに、これからもパルコカードを愛用したい場合には、督促ハガキを待たずに口座へ振込みをするのがベストです。
というのも、督促ハガキが来るまでには滞納を一週間ほど続けないと送られてこないからです。つまりハガキが届くまでは滞納を続けてしまうことになるからです。(パルコカード側に悪い実績が積み重なってしまいます。)
でも銀行振り込みをすれば1日や2日という短期間の滞納で済ませることができるんです。
わずか数日の違いだと感じるかもしれませんが、滞納というものは1日の重みが相当なものです。
例えば初回の滞納でまだ数日程度なら大した問題にならなかったとしても、そのうちうっかり2回目や3回目の滞納をしてしまった時には過去の滞納状態が大きく左右して思ったよりも早くにブラックリスト入りしてしまうかもしれないんです。
パルコカードを滞納した後の流れ
督促ハガキが送られてくる
パルコカードを滞納したら、まず最初は督促ハガキが滞納7日目くらいに送られてきます。
通常はこのハガキをコンビニなどに持ち込んですぐに支払いをすれば大事にはならずに済みます。(ただし、毎月のように繰り返していると状況は一変するので要注意です。)
パルコカードの利用制限がかかる
督促ハガキが届く前にパルコカードの利用に制限がかかることもあります。私の周囲の人の話を聞いたところだと初回の滞納なら7日以上使えたという人もいますが、2回以上の滞納をしている人は引き落としができなかったと分かったらすぐに利用制限がかかったという声もあります。
なお、カードの利用制限には特に何日目からという明確なルールは発表されていないのでパルコカードの会社側の判断で早くなることもあるという実例は知っておいてください。
パルコカードで作ったETCカードの利用も止められます
パルコカードでETCカードを作ると券面にはSAISON(セゾン)と書かれていることがありますが同じことです。
給与口座や家や車の差し押さえになる
いくら督促をしても反応がない場合にはついにパルコカードが最初の手段に出ます。それが給与口座の差し押さえや家や車などの差し押さえという手段です。
なかでも特に厄介なのが給与口座の差し押さえです。これは勤め先にバレるので「自分をクビにしてくれ」と言っているようなものです。
とくに金融機関や保険などのお金の関係する職種の場合には差し押さえになる社員は普通なら置いておきません。社内でのトラブルを未然に防ぐためにもリストラ候補に入ると思われます。
なお、ブラックリスト化はどの時点でするか分からないので恐ろしいんです。払うための準備をすぐにして1分1秒でも早く払い終えてしまうしか道はありません。
家賃やスマホ代をパルコカードで払ってる人
家賃やスマホの本体代をパルコカードで払ってる人はとくに注意してほしんです。パルコカードで家賃を払っているということはパルコカード滞納をした時点で家賃も滞納したことになるからです。
また、スマホ料金をパルコカードで払っている場合もスマホ会社に支払いが行われていないことになるのでスマホも滞納することになります。
スマホ滞納のリスクで意外と知られていないのが、本体代を割賦契約している場合のリスクです。割賦契約をしている場合はスマホ会社とは異なるローン会社と本体代のローン契約をしていることになるので、パルコカード・スマホ会社・本体代のローン会社の3社も滞納したことになるんです。
特に、ローン会社への滞納は厳しくてパルコカードの滞納よりも厳しいことも多いです。恐らくは、次回のスマホの機種変の際には割賦契約ができなくなり10万円近いスマホの本体代を現金一括払いしないと契約してもらえないリスクもあります。
パルコカードの滞納利息について
パルコカードを滞納した場合の利息は翌月一括払いの場合には年率14.60%がかかります。なお2回払いの場合には年率6.00%と一気に低くなりますが買い物をした後に2回払いには変更できないのでご注意ください。
また、1回払の利息は年率14.60%ということでこれをキャッシングと比較してみるとプロミスの場合には最高でも17.8%なのであまり大差がありません。
そのうえキャッシングなら10回などの分割払いも利用できるので、キャッシングでパルコカード分を借りて返済は分割にしてしまえばラクにやりくりができます。
パルコカードの魅力を再確認
パルコで買い物をする人には絶対に欠かせないお得さが何よりも魅力で、年間で10万円以上の買い物をしたら翌年1年間は5%オフになるというのは相当大きいな違いです。
また海外旅行をする人にはパルコカードでアメリカン・エキスプレスを選んでおけば、海外旅行の保険が手厚いというメリットや海外のホテルのデポジット(宿泊中の預け金)の支払いでアメリカン・エキスプレスを使えば部屋をアップグレードしてもらいやすいというメリットがあります。
パルコでの買い物と海外旅行が好きな人なら絶対に手放したくないカードです。
さらに、パルコカードSになると年数回の優待期間中には何と10%引きで買い物ができるというのも大きな魅力ですよね。