ヤフオクで落札をした人の中には、支払いの直前になってカードの期限切れや、他の出費を忘れていたため払えなくなる方も多いそうです。
でも、落札をしてしまった以上、放置すると取り返しのつかない事になりかねませんよ。
そこで、払えないとどうなるか?それと、落札後にどうしてもお金を払えない時の対処方法についても調べてみました。
まず最初は、どうしても避けられないシステム利用料金について紹介してみたいと思います。
もくじ
ヤフオクから落札代金の8.64%を請求されます
ヤフオクで落札すると発生すると、「落札代金の8.64%」のシステム利用料が発生します。この請求はキャンセルをしたかどうかに関わらず、「システムを利用した」という事実があるので支払いの義務が発生します。
(※車の落札の場合には一律料金になるみたいです。)
もし、「そんなこと言っても払えるお金なんてないよ」とか「キャンセルしたから知らないよ」と主張しても、請求が来た以上は未払いでいるとヤフオクを利用停止になる恐れがあります。
例えば、5万円の物を落札した場合、仮にキャンセルが成立したとしても4,320円の支払いは生じることとなります。
ヤフオク落札後にあなたがとれる手段は2つ
ヤフオク落札後に、あなたがとれる手段は2つだけです。
- 断りのメッセージを送ってキャンセルさせてもらう
- 借り入れを利用してスムーズに支払いを終える
(2の場合、落札した品をすぐに出品すればすぐに売れる可能性もあるので、借り入れしたお金をすぐに返済できる可能性があります。)
1、出品者に断りのメッセージを送りキャンセルさせてもらう
出品者によっては、簡単にキャンセルに応じてくれる人もいますので、とりあえずはダメもとで相談のメッセージを送ってみるのもありだと思います。
ただし、この場合、間違いなく「落札者都合によりキャンセル」という評価がつくので、今後のヤフオクの利用に差し障りが出ることは覚悟が必要です。
また、話がこじれてしまった場合のリスクとしては・・・
- キャンセル料金を求められる
- 悪質な落札者として通報される
このようなデメリットも覚悟をする必要があります。こうなると、後はお互いの落とし所が一致するまで揉めに揉め続けるだけです。絶対に避けたいところですよね。
2、借り入れを利用してスムーズに支払いを終える
できれば、「1」よりもこちらの方が、この先もヤフオク利用で困らないので得策と言えそうです。
仮り入れ先としては、はじめての借り入れでも安心感のある大手のプロミスやSMBCモビットなどのキャッシングを利用すれば、お金の用途を問わずに借りることができる(プロミスは生計費に限ります)ので便利だと思います。
先程も紹介しましたように、支払いを終えてスムーズに取引を完了すれば、悪い評価が付かないばかりか、落札した商品をすぐに出品してしまうことで、すぐにキャッシングへの返済に回せる可能性もあります。
また、近頃のキャッシングははじめての借り入れをされる方を対象としたキャンペーンをやっているところも多く、場合よっては審査申し込みから30日以内に返済した場合には利息が付かないところもあるんです。
ヤフオクの利用に家族の名前を使う税金面でのリスク
仮に「自分の名前で登録ができなければ、家族の名前を使えばいい!」と思う方もいるかもしれませんが、もしも、その家族の名前で出品もしたいと思っていたら危険です。
会社員・公務員は経理にバレて大変なことになるかも
サラリーマンや公務員などどこかに勤務をされている場合には給料をもらっているはずで、もしも年金による収入のみの場合でも、1/1~12/31までの期間に売却した金額によっては「所得税」の関係でマズイことになる可能性があるからです。
もし、正直に所得申告をしたとしても、今度はそのせいで副業を禁止している勤務先などの場合には「副業禁止規定」でクビになる恐れだってあります。
名義を借りた親が年金受給者なら所得増のせいで大損するかも
親が年金受給をしている場合には、一定額を超える所得(銀行口座に入金)があった場合には、年金の減額や税金の支払いが増えてしまう恐れだってあるんです。
なので、他の人の名義を使ってヤフオクを利用するというのは、いざという時にあなたが責任をとれるものでないから非常にマズイんです。
こんなリスクを負ってしまうようりも、一時的に割り切ってキャッシングを利用して支払いを済ませてしまった方が、今後のヤフオクの利用も問題なくできますし、欲しかった物をとりあえず手に入れることもできるので一石二鳥なんじゃないでしょうか。