国民年金保険料の滞納をしていると、いずれは差し押さえられることは以前の記事でも紹介していましたが、今年からさらに厳しくなりました。

 

(以前の記事)国民年金を払うお金がない時の対処方法や未納を続けたらどうなるか?について

 

今までなら13ヶ月以上の滞納者を対象に差し押さえの対処をするというのが一般的だったんですが、それが2018年からはわずか7ヶ月の滞納でも差し押さえの対象となります。

7ヶ月の滞納をすると銀行口座や家や車を差し押さえに

7ヶ月の滞納をしてしまうと、銀行口座を差し押さえられたり、家を車を持っている場合にはそれらを差し押さえられることになります。

 

家や車が対象ということなので、当然、バイクや高級自転車(ロードバイク等)も差し押さえ対処となります。

 

家や車などを差し押さえられた場合には、その後に競売にかけられて本来の価値よりもはるかに安い金額で他人に競り落されて人手に渡ってしまいます。

 

競売は転売業者なども多く参加しているため、利益を出すために、少しでも安く落札しようとします。なので相場よりも安く落札されるのが常です。つまり、競売にかかった時点で大損させられるというわけです。

競売で換金されても国民年金の滞納はチャラになるとは限りません

ちなみに、いくら競売で安く落とされたとしても、それで払い切れない国民年金はチャラにはしてもらえません。

 

もしもこれがキャッシングなどからの借り入れを滞納した場合だったら、弁護士などに依頼して債務整理をしてもらえば返済額を2割まで減らしてもらえるケースなどもありますが、国民年金や税金など国に支払うものは安くしてもらうことはできないんです。

 

なので、今までにキャッシングを利用していない人の場合には、滞納をしてしまったり、滞納してしまいそうな場合には、ひとまずキャッシングを利用して国民年金保険料を払ってしまう方が得策だと言えます。

→ 大手のキャッシングには分割返済ができるところもあります

国民年金保険料の回収は公務員じゃなくて民間企業が行うから厳しい

国民年金保険料の回収は、実は公務員ではなくて、国から委託をされて民間企業が行っています。委託されている業者は複数社ありますが、そのいずれも大変厳しいそうです。

 

おそらくは、回収率が良いかどうかで今後も国から回収依頼をしてもらえるかが決まるからだと言われています。督促が本格化する前に、キャッシングでお金を借りてでも払ってしまうのが得策だと言えます。

 

国民年金保険料を払うお金は銀行で借りるよりキャッシングが早い

国民年金保険料を払うお金を銀行で借りようとすると、通常は、審査に2週間ほど待たされてしまいます。そのうえ、審査を受けるには国民年金の支払いのための借り入れを認めてくれる銀行を探す必要があります、これは相当難しいです。

 

家や車を買うためのローンなら、もしもあなたが返せなくなった時に、その家や車を差し押さえることで回収ができますが、年金の場合には、何かあった時に回収できるものではないからです。

 

でも、キャッシングなら借りるお金の使いみちなんて問われないので、年金の支払いに使ったり食費に使ったり、家賃や他のローン返済に使ったりと、何でも自由に使うことができます。

 

こうやって、とりあえず滞納による差し押さえにならないように、ひとまず借りて国民年金保険料を払ってしまうのが得策だと言えます。