結婚式をやることが決まっているのに、直前になって費用が足りないことってわりと「あるある」な話らしいですよ。
特に、男性側は親を頼らずに自腹で費用を用意する人も多いそうで奥さんにも相談するわけにもいかずに支払い額をどうしようかと悩む方も多いとか。一方の女性の方はと言えば、親御さんが100万円を出してくれるなど援助をしてくれるケースも多いためか、「もう1つ上のプランがイイね!」とかわりと値段には拘らないとか・・・
そこで、今回は結婚式の費用が足りない時に頼れるサービスなどについて調べてみました。
もくじ
結婚式の費用が足りない時にはどこを頼ればいい?
貯金などで費用に対応ができない場合にはキャッシングかブライダルローンを頼るという方法があります。
ブライダルローンは300万円など大金を希望の人に最適
ブライダルローンなら楽天銀行やゆうちょ銀行も扱いがあり、例えば楽天銀行だと最高300万円を利用できて年利7%で月1万円から返済ができるようです。借り入れ額が大きくなれば場合によっては3~4%あたりのところもありますが、そんなに大きな金額を借りるのは負担が大きすぎるので、本来なら100万か200万円あたりの借り入れまでが無難と言えそうです。
100万円くらいのあくまで「不足額」を借りるなら、利息は10%ほどに上がるかもしれませんが、それでも元金が少ないので後の返済が厳しくなるような利息にはならないと思います。
ブライダルローンは審査に時間がかかることも
銀行のローンを利用するということは審査にも時間がかかりますし、何と言っても「いつ?どこで?いくらのプランで行うか?」など、先に見積りなどで話が決まっていないといけません。それに式場の担当者にブライダルローンの利用で確認のためのやり取りをされたり、現金を手渡しで払えない場合もあり、結婚相手にローンを内緒にしたい人には何かと都合が悪いものです。
キャッシングは急ぎで内緒で使いたい人に最適
キャッシングなら借りる際に誰にも会わずに審査も受けられますし借りたお金の用途も自由です。それに借りたい金額も限度内(人によって異なる)なら利用額は自由なので使い勝手もよく、なにせ審査から借り入れまでのスピードが早いのが魅力です。
また、一括で返す必要もなく分割返済も選べたり、明細が自宅に届かないようにすることも可能です。
内緒で使えるキャッシングとバレやすいブライダルローン
ブライダルローンを利用する場合には、夫婦の一方だけに内相にしたままで利用することは難しいです。なぜなら、プランを決めている途中でローンの適用額を超えてしまう恐れもあるので、どうしても打ち合わせをする時点でローンの限度額は夫婦が揃って知っておかないと話がおかしくなってくるからです。
特に、旦那さん側が奥さんに内緒でブライダルローンを使おうとする場合には問題で、奥さんはまさか予算にブライダルローンが関係しているなんて知りませんから、すぐに「これも追加したい」「せっかくだからあれも追加しようよ!」とポンポンと予算が増えていくものだからです。
そんな時、本来、夫婦でブライダルローンの利用を承知している場合なら、例え担当者が「ええと・・・AプランをBプランに変えますとローンの限度額を超えてしまいますが、いかがいたしますか?」など、その都度、予算に応じた話をしてくれます。
でも、奥さんに内緒でローンを使うことにしていたら、担当者もそんなことを言えませんよね・・・、それにうっかりローンの事を会話に出してしまうリスクもあります。バレた時の奥さんの反応を想像したら恐ろしくゾッとしますね。キャッシングなら内緒にできるので利息に多少の違いがあってもこの際そんな事は気にしていられませんよね。
キャッシングは前金の支払いだけに使うのもあり
キャッシングやローンをなるべくなら使いたくないという場合、前金の数十万円だけを割り切って利用するという方も多いようです。というのも、銀行のブライダルローンだと数十万円という金額だと時間がかかるうえに金額が少ないので利息も低くはならないので、面倒さと利便性がいまいちマッチしないとうのも大きな理由のようです。
結婚式の費用は後払いもできる?
結婚式の費用は原則としては後払いになりますが、それは式が終わったらすぐに払う必要があるので、数ヶ月先とか1年内とかそんな先のことではありません。早いところなら式の当日には払わないといけないところも多く存在します。
結婚式場がそこまで支払いに厳しい理由には「滞納者」が後を絶たないというのが大きな理由で、なかには式の直後に離婚をして男女がお互いに「あちらが払う」とウヤムヤな対応をされることもあるからだとか。
最近は病院でさえも督促を無視する患者が多いと言われていますが、結婚式の費用も同様に、回収が困難になるケースも多いようです。だからなかには全額前払いしか受け付けない式場もあるようです。
クレジットカード払いは?
近頃はクレジットカード払いに対応している式場もありますが、その数はまだまだ限られています。それに、そもそもクレジットカードの限度額が300万円などある人はかなり限られていて、通常は100万円や150万円くらいまでが一般的です。
それに、それだけの金額をまるまるクレジットカード払いのみで対応してくれる式場はさらに少なくなるはずです。その理由は、クレジットカード払いをする時には、式場からカード会社に決済手数料を払わないといけなく、それだけでも式場側の利益は大きく目減りしてしまいます。つまり、カード払いは歓迎ではないということなんです。
また、現金でポンと払える人の方が式場からすれば嬉しいお客さんなので、カード払いやローンの人の日程や時間の都合などはあなたが知らない水面下で他の現金払いのカップルが優先されてしまう恐れだってあります。
式場とはいえ経営をしているわけですから、資金繰りを助けてもらえる現金払いのお客の方を何かと優遇するのは仕方のない話です。
ご祝儀で取り戻せるお金の割合は?
式を行いご祝儀である程度は回収ができるとは言いますが、それは参加される人によってもかなり違ってきます。一般的な場合だと少なくても半額はご祝儀でカバーできると言われていますが、それは親戚などのように多く包んでくれる人がいるからです。
もしも友人達だけを集めて式を行う場合には、式費用の半分以上は自腹の覚悟が必要だと思います。間違っても差し引きトントンになるということはまずありえません。