急な出費で定積貯金が払えない時には何がなんでも期日に間に合うように口座入金をする必要があります。
また、既に期日を過ぎてしまっている場合にはすみやかに支払いをしないと、金融機関での信用を失うことで今後にローンを組みたい時などに思わぬ審査落ちに繋がるので早急に対処をしてください。
もくじ
定期貯金は借金じゃないから遅れてもいいのでは?という大きな誤解
定期貯金をしているということは借り入れの返済などと違い「遅れたところで滞納じゃないと」思っている人が多いと思います。
でも、「借金返済じゃない」とうことが大きな落とし穴でして「お金の約束を守れない」という悪い評価を受けることによって取り返しのつかない致命傷を受けることになるんです。
もちろん、これから先の人生で銀行で1円も借りるつもりがないという人には悪い評価は関係がないかもしれませんが、それでも安易に信用を無くしてしまうのは避けておきたいところです。
ひとまず他でお金を借りて用意すればOK
積立貯金のために引き落としや振替えされる予定の金額を、どこでもいいので他から借りてきて何事もなかったかのように口座に入れておけばいいんです。
これだけのことで銀行からあなたの評価を下げられてしまうことはありません。その上で、すぐに積立ての解約をすれば特に問題なく積立てを中止することができるんです。
どうせ解約してしまうんだから払わなくても良いと思っている人もいるかもしれませんが、さすがに直近の分は処理が間に合わないのでとりあえずお金を用意しておき、次回分か、もしくはその次の分から中止してもらえば大丈夫です。
途中で解約をしたとしても、それはペナルティーとしては見なされないそうなのでこれなら今後の積立てに苦しまなくても済むので安心ですよね。
そもそも定期貯金をする意味がありますか?
定期貯金をする意味について、ファイナンシャルプランナーでもある私が言えることは「利息」を目的にしているのならすぐにやめた方がマシということです。
一方で、定期貯金にして強制的に貯めていかないと「毎月のお給料をどんどん使ってしまう」という人には定期貯金は向いていると思います。
そもそも、定期貯金はかつて銀行の金利が数パーセンあった頃に人気があったもので、数パーセンということは仮に5%だったとしたら、定期で300万円預けていたら年間に15万円の利息がつくということです。これなら預けるだけの意味が十分にありますよね。
でも、今の時代は利息が1%もないものがほとんどで、300万円を預けたとしても1万円程度しか利息がつかないものが多いと思います。
ホントにお金を増やしたいのなら、やはりそこは多少のリスクを覚悟して株や投資信託を購入するほうがまだマシだと思います。また、すぐにお金を使うつもりがないのであれば、金地金を購入しておくのも堅実です。
10年ほど前に金が1g3000円ほどだったんですが今は5000円近くにまで上がっています。
もちろん今後は金が値下がりする可能性もありますが、5年や10年も保有していればいずれ下がってた値段が戻ってくるものですから、長期目線で見ればいずれは利益を出すこともできると思います。
あなたがされている定期貯金が、いったい何の目的なのか?今一度考えなおしてみる良い機会かもしれませんね。