財布を紛失すると、現金を失うだけでなく、銀行のキャッシュカードなども入れている事が多いので、ただちに銀行でお金を下ろすこともできなくなり大変です。
通帳と印鑑を使って窓口でお金を下ろすことはできますが、15時以降の場合には窓口業務は終了するのでタイムオーバー・・・。
そこで、財布を紛失した時でもお金に困らないための対処方法や財布を紛失した時にやるべき事などを紹介してみました。
もくじ
キャッシュカードも紛失・銀行の窓口も時間外なら
キャッシュカードも無い、窓口も時間外で利用できない・・・こんな場合、プロミスなどのキャッシングを利用できればすぐに現金を用意できる可能性があります。
キャッシングといってもいろんな種類がありますが、プロミスやアコムなどは、審査に通れば早ければ当日に、遅くても翌日には現金の借り入れをすることができます。
飲み会や何かの支払いにお金が必要な場合には、キャッシングですぐにお金を用意してピンチを乗り切り、それと合わせて、紛失届けや銀行のキャッシュカードやクレジットカードの不正利用を防止するための連絡をしておけばバッチリです。
※キャッシングの審査には身分証明書できる物が必要がですが、免許証がなければ健康保険証でもOKですよ。
なお、銀行のキャッシュカードは数日待てば再発行もしてくれますが、日数がかかるうえに、大抵の銀行はカードを自宅に郵送してくるので、「今すぐ金がいる」という切迫した場合だと間に合わずに困ってしまいます。
財布の紛失が家の中か？それとも外出先でか？
財布の紛失が家の中かそれとも外出先かによって対処は違ってきます。
家の中の場合
財布の紛失が家の中の場合には、ひとまずは、すぐに出てこないと困る物だけ再発行の手続きをしておくべきです。
探すコツは、意外かもしれませんが、すでに調べたかばんの中などです。一度、かばんから全ての物を取り出してみてください。案外と、何度も見たかばんの底にあったりしますよ。
外出先の場合
まず最初に警察に紛失届けの連絡を
外出先で財布を紛失した場合には、まず最初に最寄りの警察に連絡をしておくことが大切です。ちなみに、過去に私が落とした際には、警察に届いていたけどこちらに連絡はもらえませんでした。
どうやら、中身を勝手に見ないというルール？のために、私が連絡をしたタイミングで「どんな財布？」「色と形は？」「中には何が？」と質問に答えた結果、「合致するものがあります」と答えてくれました。
どうやら、届いたからといって、すぐに財布の中を出して、誰の物か調べるような事はしないみたいですね。
警察に連絡をした後には
出かけた場所に落ちてないか見て回るのはもちろんのこと、まず最初に電話連絡が付きそうな場所なら、すぐに電話をしてみることが大切です。電話連絡がつかない場所なら、無駄と思ってもとりあえずは訪問しておき、メモ用紙にでもあなたの連絡先と名前を書いて渡しておくことが不可欠です。
ついでに、いつどんな財布を紛失したかもメモに書いておくと、財布が見つかった時に、すぐにあなたの物だと判別がつくので、店の人も連絡がしやすくなります。
店も財布の中身は勝手に確認しません
紛失した人のなかには、財布の中に免許証や保険証が入っていれば、それを手がかりに店が電話をしてくれると思うかもしれませんが、今はそんなことはまずありません。
昔と違い、今は他人の財布を勝手に開いただけで「金が足りない」などクレームをつけられるのを恐れているからです。例え免許証があればすぐに知らせることができると分かっていても、財布を紛失した本人からの問い合わせがない限りは、触れても中身のチェックはしません。
ちなみに、私が過去に勤務をしていた大型商業施設の場合、財布の落とし物があってもすぐに警察に届けることもしていませんでした。（マニュアルが特になかったからです。）
そこでは、落とし物として財布があがってきたら、まず3日間ほど店で保管をしておき、落とし主からの問い合わせが来ないかを待っていました。
もし電話や直接訪問で問い合わせがあったとしても、いきなり財布を渡すことはせず、見せることさえしません。なぜなら、本人だという証拠がないからです。
なので、「何色の財布ですか？」「どんなデザインですか？」など特徴を聞き、それと合致している場合にのみ、本人に見せます。最後に、財布に入っている身分証明書などと本人を確認させてもらい、それではじめて返却をするといった流れでした。
むしろ、道端で落とした方が、拾った人がその場ですぐに中身を見て、電話をしてくれる可能性が大きいと思ってます。
財布の紛失後にはクレジットカードの利用停止の連絡を！
クレジットカード会社への連絡は
クレジットカードの会社に電話連絡をして、「財布と一緒に無くしたから使用を停止して欲しい」と伝えればOKです。とりあえずはこれで不正利用されることはなくなります。
ただし、更なる安心のためには、できればこの時に「最後に使ったの店」の確認をしてもらうと完璧です。もし、財布を紛失する前の日付での支払いや、身に覚えがある支払いなら、不正利用されていない事が分かるので、これでクレジットカードについては心配がなくなります。
ただし、利用の再開には再度連絡を入れる必要があるので、そのまま放置していると、自動でカード払いで対応している支払いなどは払えなくなります。すぐに見つかりそうにない時は、カード払いにしているものを、他の支払い方法に変更しておくことも大切です。
クレジットカードは勝手に使われやすい
クレジットカードの場合には、拾った人が悪用しようと思えば勝手に使われてしまう恐れがあります。今時は4桁の暗証番号を知らないと使えないお店も増えていますが、カードを差し込むだけで使える場所もまだまだあります。
例えば、ガソリン会社が発行しているクレジットカードなどは、見ただけでどこの系列のガソリンスタンドで使えるか、察しの良い人ならすぐ分かります。
しかも、セルフ式のガソリンスタンドの場合にはカードを差し込むだけで支払いが完了してしまうので、ガソリンでも灯油でも支払いに使われる可能性があります。
ちなみに、個人情報で登録されている物以外は、例えばSuicaなどは使われても突き止めることができないので諦めておいた方が無難です。
ただし、万が一に戻ってきたらそのまま使えるので、それまでに新しいく購入をしても損をすることはありません。
紛失した財布を拾ってくれた人がいたら
財布を扮したした場合、無事に財布もお金も全てそのままで返ってくることは相当ラッキーだと言えます。もちろん、中身が少し無くなっていたとしても、再発行が面倒な物が返ってくれば大バンザイだと思います。
ですから、財布を拾ってくれた人や、届けてくれた人には、お礼はするべきです。お礼は現金でもお菓子でもいいですが、20代や30代の人には5千円～1万円を封筒に入れて渡し、ご年配の方などには5千円ほどのお菓子の詰め合わせセットなどが受け取ってもらいやすいです。
ただし、警察に届けてくれた人は、名前を非公表にしてほしいという希望をする人もいるので、警察の人が「どこの誰か」を知っていても、本人の希望により、あなたに教えてもらえない可能性もあります。
そんな場合は、警察の方に「ありがとうございます、大変感謝しています」とお伝えください、と伝言をお願いすれば完璧ですよ。
