車のボーナス払いができなくて困っている人も多いと思いますが、その理由がなんであれ、すぐに正しい対処をしないと車を差し押さえ(引き上げ)られてしまったり、ローンの際の保証人に督促が行くなど取り返しのつかない事になりかねません。
そして最も怖いのは、あなたの滞納データが信用情報機関に残ってしまい、今後は車のローンが使えなくなったり最悪の場合には他のローンでさえも審査に通らなくなる恐れがあるということです。
間違っても次のボーナスまで支払いを伸ばしてもらうなんてことは通用しません・・・。
もくじ
ボーナス分のお金を工面する間はまってもらえない?
本来のボーナス払いの日までにお金が用意できないと分かったら早急にローン会社に連絡を入れてください。そして「◯日まで待ってもらえたら何とか払えそうです」と相談・交渉をしてみると、場合によっては最大で1ヶ月ほど待ってもらえる可能性もあります。
ただし、この手は2度は使えませんので、できることなら間に合うようにお金を工面して、何がなんでも払ってしまわないと、次回に本当に工面に困った時に有無を言わさずに車を引き上げられてしまう可能性があります。当然、そうなれば信用情報機関にもバッチリ登録されます。
自動車ローンの借り換えや車の買い替えをしたい場合には?
ローンの借り換えでボーナス無しの支払いにしたい場合
自動車のローンを借り換えするには、大前提として滞納分がないことがあげられます。それに、借り換えをする場合には次のローンの審査を受ける必要があるので、仮に滞納中の場合には次のローンの審査に通らないリスクがあります。
つまり、滞納をしたことがある人や今現在がボーナス分の滞納中の場合には、借り換えをしようにも断られるリスクがあります。そればかりか、審査に日数を要するために「審査落ち」が分かった時にはすでにどうにもならくなっているという最悪のケースも考えられます。
借り換えをするよりも前に、とにかく目先の滞納分や1~2回分の支払いをするお金を確保することに注力したほうが無難と言えそうです。
安い車に買い替えをして支払い負担を減らしたい場合
今乗っている車よりも安い車に乗り換えることでローンの残高をぐっと減らそうとする人もいるかもしれませんが、その場合でも、滞納中の場合にはそれを払ってしまわないと先に進めません。
また、過去に滞納経験がある方や現在滞納をしてしまっている人の場合には、次のローンに通らない可能性があるので、慌てて先に売却をしてしまわないようにお気をつけください。買い替えをするなら、次のローン審査に通ったことが分かってから売却するべきです。
銀行ローンとトヨタ・ホンダのファイナンスとニッサンオートロックでは対処は違う?
ローンの利用先が銀行の場合とディーラー系ファイナンスを利用している場合では、ボーナス払いができなかった場合の対処にはほぼ差はなく、どちらの場合でも厳しいです。
ただし、ディーラー系の場合には、今後に家のローンを利用する際などに影響が出ないかもしれませんが、銀行でローンを借りている場合には、車以外の家のローンや学資ローンなどあらゆる面で審査に影響が出てくる可能性があります。
もちろん、ディーラー系のファイナンスでも信用情報機関に名前が記載されてしまえば同じことなので、ローンの利用先がどこであってもキャッシングなどですみやかにお金を借りて、ひとまず目先の滞納分を払ったり、滞納をしないようにお金を借りるのが堅実な対処方法だと言えそうです。
なによりも、キャッシングだと審査から借り入れまでがとにかく早いので、プロミスなどに午前中に審査を申し込みした場合、審査に通ることができればその日のうちに現金を手に入れることも可能だったりましす。
車検や税金をいつも忘れてボーナス払いのたびにピンチになる人は
車検や税金の支払いを忘れがちな人は多いと思いますが、もしもそれが原因でボーナス払いの旅に苦しくなる場合には、購入ではなく「リース」にすることをオススメします。
- リース契約のメリット (車検や税金の支払い額が含まれた金額を払うので毎月同額の支払いになる)
- リース契約のデメリット(ローンで購入するよりも最終的な総支払額がやや割高になることがある)
ただし、今現在の自動車ローンとリース契約はまったく別物の契約となるためリースの審査が待ち構えています、なので、審査に通る自信がない場合には挑戦しない方が無難と言えそうです。