車やバイクが壊れた場合、すぐに修理に出したいところがですが、給料日前で現金が無かったり、1ヶ月分の給料では修理代が払えないという事もあると思います。
そこで、今回はそんな非常事態の対処方法について紹介してみたいと思います。
もくじ
カード払いと現金払いのハイブリッドな支払い方
これは過去に私がやったことのある支払い方法ですが、修理のための工賃については現金で払い、修理部品代はカードで払うという方法です。そのためには修理依頼をするお店を選ぶ時点でVISAカードなどのカード払いができるところを選ぶ必要があります。
大抵のショップでは故障の修理費用は現金払いが基本となっていますが、厳密に言えば、「工賃にカード払いが使えない」だけというケースが多いんです。車屋やバイク屋はあなたの懐事情までは知らないので、まさか現金とカードの両方で払うなんて選択肢は思いつきもしていないんです。
なので、「支払いがキツイのでカードと現金の両方で払えますか?」と正直に声をかけてみると、案外OKしてもらえる事もあります。ただし重要なのはこの交渉は1発で決めることです。
支払い内容の交渉は一発で決めるべき!
店からすると、嬉しいのは現金払いです。なぜならカード払いをされると、そのお金がお店に入るのは2ヶ月後になるからです。先に部品の仕入れも必要となりますし、人を雇っているショップなら人件費も月末には払わないといけないので、目先の現金の方が良いに決まっています。
それをカード払いという希望をされるうえに、本来なら処理が面倒だから「修理は現金払いのみ」としているのを、あえて部品と工賃の別処理を希望されるわけですから、とにかく面倒なお願いです。
だからこそ、先程書きましたように、「支払いが厳しいので」という一言が大切になります。
お店の人も人間ですから、正直にそうした理由を言われれば「仕方ないな・・」と思えるものです。それをこちら側のプライドや気まずさを理由に「お金がないと思われたくない」なんて理由で遠回しに「部品はカード払いでもいいですか?」なんて言うと、もともとOKなものでも、「ダメだよ~!」とあっさり断れるのがオチです。
問題は、こんなふうに一度断られたところから、相手の希望を覆そうとするのは至難の業だということです。こうなれば後は現金を確保して支払いをするしかありません。
カードと現金の組み合わせで払うより現金のみで払う方が修理が早い!
先程も触れましたように、修理を依頼するお店は普通なら現金収入の方が嬉しいものです。そのために現金払いのお客さんの方がカード払いのお客さんよりも優先されるのはビジネスの世界では当たり前のことです。
なお、修理店にはあなた以外の人からの車やバイクの修理も入っているもので、修理内容は板金修理やエンジンの不調やオイル漏れなどそれぞれ金額も違ってきます。
これらの中で店に儲けが大きいものほど仕事の優先順位が高くなりがちですが、あなたの修理内容はどうでしょうか?簡単に修理ができるもので、なおかつ高額なものであればカード払いと現金払いの合わせワザでもそこそこ早くしてもらえるかもしれません。
でも、傷や凹みのような板金修理や安い修理は現金で払えないと厳しいものがあります。
修理費用をカード払いできても作業の順番がずっと先なら意味がない
お店のなかには修理費用をカード払いで対応してくれるところもあるかもしれません。学生時代に私の友達がバイクショップで一度だけそんな対応をしてもらったことがあるんです。
でも、その時に言われたのが「作業の優先順位は後になるなら良いよ」「他の修理が入ったらそっち優先するよ」という条件でした。要するに、ヒマな時間を無駄にしないために仕事を受けておくといったイメージでしょうか。
まあでも、修理が何も始まらないよりはマシですし、故障したバイクや車を家に乗って帰れない場合などはこれほどありがたいことはありません。でも・・・通勤や通学で車やバイクが必要なら?こんな悠長な事は言ってられませんよね。
どうして友人は部品と工賃の両方をカード払いできたのか?
知ってしまえばカラクリは意外と簡単なものでした。その時のバイク屋さんのが機転を効かせてくれた方法は、「工賃を部品代金に入れてくれた」という方法でした。昔だからできたと思いますが今の時代には絶対に無理だと思いますね。
たぶん、友人は領収書ももらってないと思います。レジのところで内訳みたいなのを一緒に見て総額の確認をしただけだからです。おそらく、お金の無い学生を不憫に思ってそうしてくれたんだと思います。20年も近く昔の話なのでまだそんなからくりをお店も使えたんだと思います。