航空券を自分でネット予約した場合に「姓名を逆にしてた」という間違いは多いそうですが、最近は出国便の時点で搭乗拒否されるか、もしくは帰国便で搭乗拒否をされるので大変危険です。
近年のテロ増加が原因で厳しくなったようですが、いずれにしても「キャンセルと同時に再購入」をするべきです。
一緒に旅行するメンバーと、自分だけ空港でサヨナラするなんて悲しすぎますよ・・・。
大丈夫です、ファイナンシャルプランナーとして、直前に取り直すお金が無い場合の対処方法を紹介してみました。
もくじ
満席の場合には焦ってキャンセルしない方が得策なケースも
もしも、希望しているフライト便が満席の場合、先にキャンセルをしてから新しい航空券を手配しようとすると、その僅かな時間で他人に座席を抑えられてしまう恐れがあります。
なので、できれば、先に新しい航空券の支払いができることを確認しておき、「キャンセルと同時にチケットを取り直したい」と伝える必要があります。
なお、クレジットカード払いをしている場合、キャンセルをしてもお金がすぐに戻るわけではありません。次回の引き落としで相殺処理をされるだけです。
そして、相殺処理されるまでは、利用額はそのまま活きているため、利用限度額は減ったままになっています。
旅行前に新しいチケットをクレジットカードで払うにはリスクが大きい
これから旅行に行くっていう時に、クレジットカードで新しい航空券を払ってしまうと、利用限度額によっては旅先でクレジットカードが使えなくなるリスクがあります。
海外旅行でクレジットカードが使えるということは、万が一の事があった時の保険もかねていますから、できれば出発前には支払いに使わない方が無難なんですよね。
しかも、フライトの直前に購入するチケットは驚くほど高額になることもあり、最初に10万円ほどで買ってたチケットが、直前に定額購入したら40万円だった・・・なんてこともあります。
少し前に、「てるみくらぶ」という旅行代理店のトラブルで、帰国する航空券を現地で自腹で買わないといけなくなった話がありますが、その場合も、クレジットカードの上限を超える金額になった時点で、購入ができなくなり帰国するにもできなくなった人が大勢います。
また、テロの影響で旅先からの帰国が何日も伸びた場合なども、クレジットカードの限度額がないと、たちまちホテルを出るしかなくなります。海外で野宿なんて命に関わりますよ・・・。
航空券を買い直す現金がない時は
新しい航空券の支払いにクレジットカードを使わず、それでいて、現金もない場合、旅行を諦めて帰宅するか、もしくはキャシングを利用して一時的に現金の都合をつけるか、2択となります。
幸い、キャシング審査を受けるための身分証明書のパスポートがあるので審査はすぐに受けることができます。
また、昔と違い、今時のキャシングは審査も借り入れも人に会う必要がありません。スマホなどネットからの申し込みと、街にある無人契約機を使えば現金を借りることができます。(もちろん、審査に通る必要がありますが。)
なお、無人契約機の中は2~3畳ほどのスペースになっていて、自分1人だけの空間になるのでスーツケースを持って入ることもできますよ。
無人契約機はどこにある?プロミスの場合なら
- 成田空港から近無人契約機は成田市にあります。
- 羽田空港から近いのは同じ大田区の蒲田駅の近くにあります。
- 関空から近いのは泉佐野市です。(空港から陸に戻った最初が泉佐野市)
- 伊丹空港から近いのは阪急伊丹駅前でした。
これは無人契約機がある店舗情報で、私が調べてみた限りでは最も近いものが上記の場所でした。
なお、先に、スマホなどからネット上の仮審査を受け、それから店舗情報で場所の確認をするのが効率的です。
いきなり無人契約機に向かっては時間が勿体無いです。ついてから審査を受けたり、電車移動中に審査を受けるのは通信が不安定になるのでオススメできません。
また、利息についても、翌月に返済すれば利息はたいした額ではありませんし、返済が厳しい時は分割返済を選べば余裕をもって返済できますよ。
(手順をおさらいしますと) 空港にいる間にスマホなどネットから仮審査を受ける→ それからすぐに無人契約機の場所を確認してそこに向かう。
これが鉄則です。
こうしないと、キャシング会社の当日の審査処理に間に合わない恐れもあるので注意してくださいね。
国内航空会社でも難しいし海外の会社ならまず乗れない
チェックインカウンターが日本人の場合、「どう見ても私ですよね?」「ほら、パスポートもあるし」と説明しても「規則ですから」と断られるのが一般的です。
まして、海外の航空会社のチケットの場合には「NO」と言われてオシマイ・・・なんて事は日常茶飯事です。
私もチケットを取り直した経験があります
実際、私はエクスペディアでドバイ行きの航空券を予約していましたが、その際に、日本航空(エミレーツ航空コードシェア便)のチケットで間違えてしまい、チケットを取り直した経験があります。
まだ旅行に行く1ヶ月前だったので代わりの航空券をすぐに取り直しができましたが、それでも2万円くらいは高いチケットに変わってしまいました。
ただし、これがフライト当日の空港なら定価でのチケット買い直しとなり、20万くらいは余計にお金がかかった筈です・・・。とは言え、それが当日でも、ホテル代や休日を捨てるのはイヤなので、いくら高くても旅行したと思います。
まとめ
- 姓名が逆だと飛行機に乗せてもらえないと思うべき(特に海外行きは)
- 出国できても帰国便で拒否される率が高い(帰国便の空席がないと帰国が伸びる)
- クレジット払いした航空券はキャンセルしてもその場で利用限度額は回復しない
- 旅行前にクレジット払いは避けるのが無難。海外で使えなくなることも。
- キャッシングで現金を借りて、帰国してからすぐ返済すればOK
あなたの航空券が無事に支払いができ、旅行を無事に遂行できますことを願ってます。
最近、私の友達が出張で使うカタール航空でやらかしました。「名前を修正できないからキャンセルして取り直し」と言わてしまったそうです。
会社の総務が手配してたので、会社がお金を負担したそうですが、やはり海外の航空会社は厳しいみたいですよ。