人生を左右するほど大きな試験に向けて勉強をしている人にとっては、自宅のように親や兄弟の会話や物音のせいでイライラするのは命取りです。
そんな時は、数ヶ月や1年ほどの短期間だけでもレオパレスなどの単身向けアパートを借りて勉強するのが合格への近道になることは間違いないと思います。
でも、アパートを借りるには敷金や礼金、もしくは2ヶ月先までの家賃を払わないといけなかったりと、お金が足りないこともあるんじゃないでしょうか?
そこで、今回は、私の従兄弟が公務員試験の勉強に集中をするために、アパートを借りて、見事に国家公務員となった話を参考に、お金の対処方法を紹介してみました。
もくじ
すぐにバイトを始めればキャッシングを利用できることも
敷金や礼金をまとめて払うお金は自分で用意する必要があると思いますが、アルバイトなどをしていればひとまずはキャッシングでお金を借りることもできます。
(もちろん審査に通る必要はありますが、アルバイトなどで毎月の収入が数万円でもあればキャッシング審査は受ける資格があるんです。)
実際、私の従兄弟はアルバイト生活ながらプロミスで家賃と敷金分のまとまったお金を借り、1人で勉強できる環境をすぐにつくったのが功を奏したそうです。
まだアルバイトをしていなければ?
もし、まだ何もアルバイトをしていない場合には、とりあえず何かしらのアルバイト先見つけることが先決です。
アパートを借りる際にもアルバイトをしていれば自分名義でアパートの賃貸契約をすることができますし、キャッシングを利用する場合にもバイト代が入る状態でないと審査を受けても意味がないからです。
無難なのは、初回のアルバイト代が入るのを待ってからキャッシング審査を受ける方法です。
先ほども紹介しましたように、すでにバイトをしてて今月か先月にバイト代が入っていたら今すぐにでも審査を受けられますよ。
勉強漬けの邪魔にならないバイトは何?
バイトといってもいろんな種類がありますが、1年間勉強漬けの日々を過ごすなら、頭を使うバイトは避けた方が無難のようです。
と言うのは、勉強で頭を使う合間に、また頭を使うバイトなんてしていると脳が休まりません。実際には脳には休みは要らないという説もありますが、普通は気分転換も挟まないとダラけてしまいます。
なので、適度に体を使い、人と接することもすくないアルバイトが良いようです。従兄弟の経験談では、倉庫で単純作業をするのが良かったそうです。
ちなみに、人が多いところは人間関係で余計な気を使うので避けた方が良いのと、深夜のバイトは夜型の生活になったり、昼間にだらけてしまう原因となるので、避けた方が良いそうです。
スーパーの裏方や、物流倉庫など探せば意外と沢山あり、時給もそこそこ良いものもあるみたいですよ。
勉強のためにはどんな物件を借りるのが良いか?
勉強のためにアパートを借りるので、絶対条件として話し声や足音などのトラブルは避けないといけません。
そうなると、木造は避けて鉄筋コンクリートのアパートやマンションがオススメとなります。ただし、そんなふうに構造がしっかりした建物は築年数が新しいと家賃も高いので、築20年くらいのもので探すと、そこそこ快適な装備が付きつつ、家賃も抑えることができます。
不動産屋さんに最初に伝えておくべきこと
物件探しを始める時、不動産屋さんには「勉強するために借りる」という事を必ず最初に伝えることが大切です。それを配慮して選んでもらわないと、安さ重視で壁の薄い物件を紹介されたり、学生が沢山住んでて賑やかな物件を紹介されたりとひどい目に会います。
また、試験まで1年もない場合は、解約する時に違約金を取られないためにも、最初から「◯月までの短期間で借りたい」ということも伝えてべきです。
大家さんによっては、1年程度の短期の契約を嫌う人も多いので、「最初から2年以上借りてくれる人」と条件をつけていることもあります。それに、恐らく今でも契約書に「1年未満の解約は敷金は返還しない」という条件を明記しているところもあるかもしれません。
それを最初に確認しておかないと、うっかり気にせずに契約して、後の解約時にトラブルになる可能性があります。
空室が増えているので勉強用に短期間でも借りやすい時代です
すぐに満室になるような物件は、大家さんも強気な条件で募集をしているものですが、幸い、今の時代には、長い期間、空室となっている物件も沢山あります。
そのような物件の場合、1ヶ月単位で自由に解約させてくれる大家さんもいます。
言うのはタダですし、初めから「短期間でもOK」なんて募集している物件はありませんから、とにかくダメもとで不動産屋さんに「空室の長い物件で大家さんに相談してもらえませんか?」とお願いしてみるのも一つの手ですよ。
(実は、私自身がアパートの大家もしていまして、周囲の大家仲間にはそんな相談にOKしちゃう人が沢山いることを知っているんです。)
勉強に専念できる物件は最上階の角部屋
最上階の部屋が勉強にメリットのある理由
勉強に専念するには、まず上の部屋がないことは大きなメリットです。上に住人がいれば足音で悩まされることが多いですし、フローリングの場合には、何か床に転がったりするだけでもその音に驚いてイライラすることになりますよ。
角部屋が勉強にメリットのある理由
両側に他の人の部屋があるよりも角部屋が良いというのも間違いありません。両側に住人がいれば、それだけトラブルに繋がる確率も高くなります。もし角部屋なら隣は1部屋しかないので、その人が問題なければそれだけで完璧な勉強部屋ができあがります。
隣は一人暮らしかチェックが必要
最近は、一人暮らし向けの物件でも10畳や12畳のような1Kの物件も多く、そんな物件だと2人で暮しているということもあります。
とくに20代の入居者の場合、彼氏や彼女が押しかけてきて、一緒に住んでることも珍しくありません。2人が暮していると話し声や物音もそれなりに大きくなり、部屋に差し障りが出やすくなります。
不動産屋さんか、もしくは近所の部屋の人に挨拶をしながら聞き込みをすると完璧ですよ。
挨拶は「◯◯号室を見学に来たんですが、隣の部屋の方はよくお会いされますか?」なんて聞くと、どんな人か簡単に教えてくれます。その際に「彼女がしょっちゅう来てるよ」なんて分かれば避けた方が身のためです。