宅地建物取引士の資格があれば就職や転職に有利になるだけでなく数年間どこかの不動産屋さんで働いた後に独立をするという道も開けます。
大抵の資格学校だと基礎から直前模試まで含んだ本科コースで30万円ほどがかかりますが、だれでも簡単にポンと払える額ではありませんよね?でも試験は年に1回しかないのでお金さクリアできれば受験できる人なら取れるうちにとっておくのが賢明な判断と言えそうですよ。
もくじ
資格学校のローンやクレジットカードも使えますが
資格学校の支払いにはローンの理容やクレジットカードを利用した分割払いが使えますが、ローンの場合には学校の事務員さんがその場で対応するために、審査落ちなんてしてしまうと恥ずかしくてもうそこには行けなくなるリスクがあります。
また、クレジットカードの分割で30万円も使ってしまうと別の用途でクレジットカードが必要となった時に利用枠が30万円分減っていることになるので買いたい物が買えなくなる恐れがあります。
勤務先に宅建のことを内緒にしている場合には
もし宅建受験のことを会社に内緒にしている場合には、ローンを利用すれば審査の際にバレてしまう恐れがあります。仮に会社の業務と関係がない資格なら左遷予備軍にまわされたり、ボーナスが満額出なく恐れもあります。
会社の言い分としては「宅建取ったら転職するんだろう?」なんです。だから会社の業務と宅建が関係ない人や、内緒のままでいたい人は会社にバレることのないキャッシングを利用するのが良い方法と言えます。
キャッシングも分割返済ができますし、ボーナスなどを利用して一気に繰り上げ返済をすることも可能です。それに、何と言っても審査から借り入れまでが早いため、例えば午前中にスマホから審査を受けた場合なら審査に通った人なら当日中にはお金を借りることだってできます。(ネットと無人契約機を使えば人に会うこともありません。借りるも返すも内緒で利用できます。)
私は独学で不合格になった翌年に資格学校を利用して合格しました
ちなみに私自身も2004年に宅建資格に合格していて今はファイナンシャルプランナーをしながら不動産投資なんかもやっています。実は私は1度試験に落ちてます・・・
1度目は合格点に2点足りずに落ちて翌年のリベンジでは合格点4点超えで合格できました。2年目に私が合格できたのは「日建学院」という宅建専門の学校に通えたからで、独学だったら間違いなく2年目も落ちてたと思います。
お金の工面ができれば宅建資格はまず合格できます
なんだか語弊のある表現になりますが、実は宅建は資格学校に通ってちゃんと講義と宿題をやっていれば普通は通るんです。でも、中途半端に勉強してしまうと問題の罠に引っかかりやすくなるのも宅建試験の恐ろしいところです。
正直、LECだろうが大原だろうが日建学院だろうが、どこに通っても大差はありませんが、資格学校のノウハウがなければ落ちやすいのは間違いありません。
なかには独学で一発合格する人もいますがそんな人はかなりまれなので、早稲田やそこそこの国立大に受かったくらいの人でないとかなり無駄な勉強をしてしまうようです。(教科書なんて全部やる必要ありませんし、お金でも払ってなければ人間誰しもモチベーションは続きませんからね。)
お金を払って資格学校に行って良かったことは
まずは授業が非常に分かりやすかったことです。教科書を読むのと目の前の人が喋ってくれるのとでは理解のできかたがまるで違います。また、学校によっては宿題も出ますが教科書を見れば答えは分かりますし見ても良いことになっています。
それを繰り返しているうちに宅建問題はクイズのように即答で答えが出るようになるんです。(私は子供の頃から学校の成績は悪い方でしたが宅建は楽しんで覚えることができたので通学した半年ほどは充実して楽しかった記憶しかありません。)
また、教室には様々な年代の人が男女両方いて良きライバルになります。覚え方を相談したり、理解できない部分を教えてもらったりするのは人生で貴重な経験となります。もちろん、知り合いになることで人脈が増えることもあるので、将来の転職の際に相談に乗ってもらえたり、紹介してもらえたりと、これだけ見ても学費の30万円なんて一瞬で取り戻すことができます。
仮に独学で合格できる人がいたとしても、後に転職などを考えている場合には、実際に不動産屋さんで勤務している仲間の学生に「ブラックじゃない?」とか「エイブルの仕事ってどう?」みたいに、ざっくばらんな会話からも転職や就職のためのリサーチができてしまいます。
全くの他人ならホントの話なんてしませんが、同じ宅建試験を目指している仲間なら「◯◯ならボーナスが多いよ」とか「◯◯なら有給休暇とか育休とれるよ」なんて、ハロワークの人でさえも知らないホントの裏情報を手に入れることもできるのはすごいことだと思います。
2017年の宅建試験 日程は?
平成29年(2017年)度の試験は10月15日(日)の予定となっていますが、ハッキリ言って資格学校にお金を払った人ならその時点でまず合格する確率が跳ね上がると言っても過言じゃないと思います。
試験に合格するために必要なのは、無駄のないカリキュラムとモチベーションなわけですが、資格学校に通えば両方手に入るんですよね。