歯科矯正払えなくなった私自身も歯科矯正に通っていますが、途中で支払いに困った方を何度か拝見しました。

バイト代で払っている学生さんや、家で急な出費が発生してすぐに払えるお金が無くなった場合などいろんなケースがありました。

 

そこで今回は、歯科矯正に通院をしている途中で「その都度払い」にしている方や「月1回払い」、もしくは「ボーナス払い」など、現金で支払いをされている方がピンチになった時のための記事となります。

 

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歯科矯正の費用は現金以外の払い方もできる?

ごくまれに歯科矯正の費用をクレジットカード払いに対応しているところもありますが、まだまだほとんどの医院では未対応です。また、ローンを利用することが可能な医院もなかにはありますが、もしも次回の通院で支払いが厳しい場合には、流石にローンでの対処は間に合いません。

 

ローンを利用するには審査が必要となるので、すぐに必要書類を用意できたとしても2週間ほどは審査結果が出るまで待たされることになるからです。それに、すでに矯正治療をスタートしている場合には途中からのローン対応はできない場合も多いんです。

 

やはり現金を用意して何もなかったかのようにいつも通り会計で支払いをするしか払う手はなさそうです。

歯科矯正に通えなくなったらどうなる?

歯科矯正に通えなくなったとしても、歯に器具が装着されたままの状態では歯科医院の器具を借りたままの状態ですから、すぐに外してもらい、残金の支払いを終える必要があります。

 

この場合の残金というのは医院によってまちまちですが、大抵の場合にはまだ治療を受けていない残りの数十万円分を請求されることはないと思います。

 

あくまでも、今現在に受けている治療の未払い分についてのみの請求となるはずです。とは言えどちらになるかによって金額はあまりにも大きく違ってきますので、ひとまずは通院中のところに電話で問い合わせをしてみるのが賢明です。

 

何十万円ものお金をどうしよう?と悩んでいたのに、いざ確認をしたら3万円だったという事も十分にありえます。その場合、どうしても払うお金が確保できない事を正直に伝えて相談をしてみると、案外、月5千円での分割払いなどに応じてくれる事も無いとは言い切れませんよ。

お金を払えない場合はブリッジはどうしたらいい?

これは最初の契約書に何と書かれているかによりますが、大抵の場合には「お買上げ」となっているはずです。でも安心しちゃダメです。

 

矯正装置がついたままでの放置は歯の状態に悪影響が出やすく虫歯になりやすいからです。仮に支払いに困っていたとしても、金銭的な事情を説明し、ブリッジを外してもいましょう。そうすれば医院としても前向きに分割返済など考慮をしてくれるかもしれません。

 

最悪なのは、ブリッジをつけたままで電話連絡などを無視し続けることです。分割でも良いと思ってくれる優しい先生でも、電話を無視されてしまえば頭に来るので、下手をすれば訴訟を起こされて訴えられるリスクもありますよ。正直が一番です。

 

ちなみに、歯科医院で掃除をしてもらうことなくブリッジを数ヶ月もつけたままだと、5本も10本もの歯がいっぺんに虫歯になって取り返しがつかなくなるリスクもあります。口臭は酷いことになるし、虫歯の治療はブリッジを外さないとだめなので、どっちみち矯正歯科医院に行く羽目になります。

 

それなら・・・1日でも早く行った方が得策ですよね。

途中で中断をして数年後に再会するという手も

本来は、歯科矯正をするなら1~3年かけて矯正状態を維持するものです。でも、途中で何かしらの都合があれば外してしまうこは出来ます。もちろんその場合の矯正力は無くなるので、歯が自分の力で元の位置に戻ろうとして徐々にですが歯並びの悪い状態に戻ってしまいます。

 

でも、歯科矯正そのものは一度しかできないわけじゃないので、ひとまずお金の支払いが厳しい間だけは中断をしてしまい、数年後にお金に余裕ができたら再開をするというのも一つの手です。

ただし、先程の話のように、歯は元の位置に戻ろうとするので、再開の際には再び大きな金額が発生する可能性があります。

歯科矯正の費用は年々高額になっています

実際に私が通っている歯科医院で先生から聞いた話では、歯科矯正の費用は昔よりも値段が上がってるそうです。平成元年には40万円程度のところもあったのが今では80万~100万円程度にまで値上がりをしているということでした。

 

そのことからも、これから数年後に歯科矯正をする場合には今よりも何割か値上がりをしていることも十分に考えられます。仮に、今が月に3万円の支払い(私の場合)で済んでいるとしたら、3年後に再開をしたら、月4万円になっていることもありうる話なんです。

もし支払いができれば税金の控除で得することも

歯科矯正の内容によっては「医療費控除」の対象となるケースもあります。もしかすると歯科矯正医院で最初に説明をされていたけど忘れてしまっている人もいるんじゃないでしょうか?

 

所得税の支払いが大幅に減れば5万円や10万円といった控除になる方もいるかもしれません。つまり、金利がかかるところでお金を借りて矯正代の支払いにまわしたとしても、金利分かそれ以上の金額を税金から控除されればお得になるというワケです。

 

このあたりは、1年間で矯正費用に払った金額と所得額によってまちまちですから、おおまかな金額が分かれば市区町村役場の税務課で何万円程度を得することができるのか教えてもらうことも可能です。

【歯科矯正に通ってる途中で費用が払えなくなったら】まとめ

  • 現金以外で支払いができるところはかなり少ない
  • 通えなくなってもひとまずの支払いは済ませないとダメ
  • 督促の電話を無視していると訴訟を起こされるかも
  • ひとまず中断して数年後に再開することも可能
  • 歯科矯正費用は年々値上がりをしています
  • 医療費控除の対象になれば何万円も得する

以上の話をまとめてみますと、歯並びをお得に治すには中断をせずに、何とかお金の都合をつけて残りの数ヶ月~2年を乗り切るのが賢明です。

途中からローンに切り替えることは難しいですし、非対応のところも多いので、キャッシングなどを利用してひとまずのピンチを乗り切るというのも大人の選択の一つと言えそうです。